今回は「2030年:全てが「加速」する世界に備えよ」という本をご紹介します。
本書では、加速するテクノロジー同士の融合によって、僕たちの暮らしにどのような変化が起きるのかについて述べらています。
また将来人類が抱える大きな問題(環境問題)とテクノロジーがどのように関係してくるかについても解説されいて、この先10年の各産業における変わり様が網羅されている1冊となっています。
突然ですが、2030年あなたは何をしていますか?
新しい家族ができたり、今よりお給料も上がっていたり、毎日変わらず楽しく暮らしていそうですよね。
比較的イメージができてしまうと思われる2030年の自分ですが、人って未来の自分のことは他人と思う性質があるようで、想像できているようでできていないことが多いようです。
実際にこの本で紹介される内容は、たった10年後のはずなのにぶっとんでいる内容が多く、俄かに信じられない話が多いと感じます!

一通り読んだときはまるで近未来への小旅行から帰ってきたかのような疲労感に包まれました笑
読んでみた感想と印象に残った近未来テクノロジーをご紹介していきますね〜( ・∇・)
それでは、どうぞ!!
【読んでみた】2030年:全てが「加速」する世界に備えよ
正直難しい本
先に本書のデメリットをお伝えしておきます。
読むのに体力がいります・・・。トホホ
特にテクノロジーに疎い僕のような私立文系リーマンが背伸びして読んだら、読破するまで時間かかりました。
専門用語が多く出てきたり、外国の偉い人の具体例が頻出したり・・・いわゆる、読みにくい洋書の和訳って感じです。
ただ、2030年世界がどう変わるのか、というめちゃくちゃキャッチーなテーマなことが救いですね!
- 買い物の未来
- 広告の未来
- エンターテインメントの未来
- 教育の未来
- 医療の未来
- 寿命延長の未来
- 保険・金融・不動産の未来
- 食料の未来
僕らの暮らしに密接に関わるこれらの項目でどんな変化が起きるのか、単純に気になりページをめくっていくことになるでしょう📗
難しいなと思いながらもワクワクしながら読み進めることができました!!
ほんまかいな!?の連続


本書で紹介される2030年の世界はとにかくぶっ飛んでいます笑
冒頭に紹介される話は「空飛ぶ車」です。
ドラえもんの世界に僕らはついに足を踏み入れることが可能になるということなんです。
なぜそんなことが起こり得るのか、答えはテクノロジーの融合による加速にあるようです。(はて?)
筆者曰く、これからの100年で2万年分の技術変化を経験することになるというのです。
具体的には農業の誕生からインターネットの誕生までを2度繰り返すレベルの変化とのこと・・。
10年後だと単純に2000年分の技術変化ということになるので、空飛ぶ車なんて余裕なんでしょうか?



生きてるうちに空飛ぶ車に乗りたいっっ!
信じてみたくなる不思議
いいの?ほんとに信じちゃうけどいいの??
こんな世界が来るなら楽しみで仕方ない。
そう思える面白さが本書にはありました。
未知なる経験は誰もがしてみたいと思う反面、テクノロジーやAIに翻弄される側の人間にはなって痛くない気持ちもあります。
しっかりと変化の流れをキャッチアップして使いこなす側の人間でありたいですよね!!
普段馴染みのない人も手に取ってみると、これまで知る由もなかった世界がそこには待っているかも知れません。
近未来旅行、サクッといかがですか?
どんな世界が待ち受けているかをちょこっと紹介
車を運転する時代は終わる
ドライブが好きな僕としては衝撃が走りましたね。
どうやら未来に人が運転する車はなく、自動運転車やハイパーループと言われる高速移動装置が僕らを別の場所に運んでくれるようです。
これにより人々は住む場所にとらわれなくなり、車で移動する際も常に何か別のことに時間を割くことができるようになります。
恋人を助手席に乗せる時代は終わるので、皆さん悔いの残らないカーライフをご検討あれ!
ショッピングモールがなくなる
子供との憩いの場であるイオンモールがなくなってしまうというのです。
なぜかというと、わざわざ外に買い物に出かけなくてもVRヘッドセットを装着することでバーチャル・ブティックで買い物を済ますことができるからです。
自分の要望する商品をAIに伝えるとが適した商品をリコメンドしてくれます。
それを購入するとドローンが家まで届けてくれる仕組みです!
まじか??ってなりました。
アウトレットでブラブラすることもなくなるとのこと。
人混みを避けられて嬉しい反面、少し寂しい気もしますよね・・。
10億ものアンドロイド教師の登場


タブレットによって読み書きの教育が可能になります。
すでに教育現場に取り入れらていることなので、驚きは薄いですが性能は今と比べ物にならないです。
子供個人個人にカスタマイズされたAI教科書(先生?)は生徒の感情などをモニタリングし狙い通りの成長を促すように最適な学習環境を作り出してくれるというのです。
今までのような社会適合者を生み出す教育ではなく、これからの時代を生き抜くための思考能力を養うための教育へと変化していくことが予想されます!
老化の克服
フリーザの願いが叶っちゃうかも知れません。
そのうち、僕らが1年生きる間に1年間寿命を伸ばすことが可能になるのです。
実質死にません。笑
流石に向こう10年のうちにこの寿命脱出ができるかという点は否定的な意見もあるようですが、少なくとも今後寿命が伸びていく傾向にあるのは間違いありません。
人生100年時代のさらに先をいくことが予想されます。
大切な人と過ごせる時間が長くなったとしらそれは嬉しいことですね( ・∇・)
人口培養肉が食卓に並ぶ
最後は食事についてです。
寿命も伸び、人口も増えていく中で食料問題は重大な問題へとなっていきます。
そこで今進んでいるテクノロジーが人工肉だそうです。
家畜の飼育にかかるコストや環境への影響、土地問題などもこれによって解消されるとされています。
牛や豚の細胞を培養してステーキを作る・・・。
美味いのか??ていうのが素直な感想です。笑
味についてはもちろん検証されているようで、プロのシェフから問題ないというお墨付きが出ているようです。
高級アジア料理店では人口鶏肉を出す店もあるんだとか。
「低コストかつ環境にも配慮された形で製造が可能となり、ジャンジャン美味しいお肉が食べれる」そんな夢のような世界がくる日も近いかも!?
最後に:知っていれば目線が変わる
最後にまとめですが、この本に書かれていることが10年後に全て現実になるとは、正直信じきれない部分もありました。
でも、そんな世界を目指している天才達がたくさんいて、それを可能とするテクノロジーは存在しているのも確かです。
本を読んで可能性を知っておくのと、全く情報がないのでは大きな違いがあると思いませんか?
何か自分に備えられることはないか、そう考えられるようになります。
テクノロジーといった馴染みの薄い内容ではありましたが、怒涛の勢いで展開される近未来の世界に少し戸惑いつつもワクワク読み切ることができました!
あなたもタイムマシンに乗ったつもりで少し先の未来を覗いてみてはいかがでしょうか??
それじゃ、またねっ!!
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